クリニック分娩統計
高橋産婦人科クリニックでの
分娩・帝王切開の実績です
当院が開院してから現在までの分娩数の変遷と、最近5年間のより詳しい統計のページです。
(当院の前身である1942年(昭和17年)開院の高橋産婦人科病院時代については、正確な記録がないため記載していません)
1979年(昭和54年)のリニューアル開院以来順調に分娩数が増えましたが、阪神大震災の起こった1995年にはクリニックも被災し、休業しての修繕を余儀なくされたため、分娩数が大幅に減少しました。
その後再度分娩数は上昇に転じ、2023年末までの総分娩件数は28,456件でした。
直近の年間においては、分娩総数と帝王切開数の内訳や、帝王切開の適応などを掲載しています。
今後も毎年更新していく予定です。
クリニック総分娩数 28,456件
年間の総分娩数
2019年1月~2023年12月
年間の総分娩数については、およそ700件前後で安定しています。
総分娩数に対する帝王切開の割合については、全国平均よりやや低い水準となっています。
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 合計 | |
年間の 総分娩数 |
707 | 728 | 708 | 644 | 734 | 3521 |
年間の 帝王切開数 |
112 | 104 | 101 | 112 | 122 | 551 |
総分娩数に 対する 帝王切開率 |
15.8% | 14.3% | 14.3% | 17.4% | 16.6% | 15.6% |
帝王切開の数と適応の内訳
2019年1月~2023年12月
帝王切開の適応(理由)についは、最も多かった適応は既往帝切(前回帝王切開、前2回帝王切開)でした。
適応件数第2位の骨盤位/横位など胎位異常を加えると、全体の6割に達し、年々この割合が増加する傾向にあります。
これは既往帝切や胎位異常が増えているというより、児頭下降障害や遷延分娩など分娩がうまく進まないために帝王切開になってしまうケースが減少してきていることも影響していると思われます。
近年、妊娠高血圧症候群の割合が少しずつ増加しており、出産年齢の高年齢化が影響していると思われますので注意を要します。
今後も分娩の管理に一層努力していきたいと思います。
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 合計 | |
①既往帝王切開 (前回帝王切開) |
37 | 34 | 39 | 35 | 49 | 194 |
②骨盤位/横位 | 28 | 22 | 18 | 23 | 23 | 114 |
③児頭下降障害/ 回旋異常 |
6 | 7 | 5 | 15 | 5 | 38 |
④胎児仮死/ 胎児機能不全 |
15 | 15 | 17 | 14 | 20 | 81 |
⑤遷延分娩/ 誘発不成功 |
9 | 13 | 9 | 13 | 9 | 53 |
⑥胎盤早期剥離 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
⑦前期破水/ 子宮内感染 |
4 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 |
⑧妊娠高血圧 症候群 |
8 | 10 | 10 | 5 | 11 | 44 |
⑨その他 (双胎、本人希望など) |
5 | 3 | 3 | 5 | 5 | 21 |
合計 | 112 | 104 | 101 | 112 | 122 | 551 |